日本語での解釈例【英会話を電話、スマホ、スカイプで トークライン】

画像引用:George Washington Bridge haunted by suicides – Pavement Pieces
https://pavementpieces.com/wp-content/uploads/2017/04/33958281361_97538d5511_z.jpg

4月2日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。

 

NBCテレビのニュース番組”Today”はその日ハドソン川をまたがるジョージワシントンブリッジの上から中継することになっていた。だが、その番組のプロデューサーはその朝寝過ごしてしまった。

 

スタッフたちを乗せた車はもう橋の上の中継現場に到着している頃だ。そこで彼はパジャマの上にコートをひっかけて通りまで走り出てタクシーに飛び乗り、ジョージワシントンブリッジまでと叫んだ。

 

タクシー運転手は「ニュージャージー側でしょうか、ニューヨーク側でしょうか?」と尋ねた。あせっているプロデューサーは「いや、橋の真ん中まで、早く!」と必死の形相で叫んだ。すると運転手は彼をまじまじと眺めてからドアのロックをはずし、「お客さん、降りて下さい。私の車は行きません。」と言った。

 

異様な風体をして血走った眼付の客から橋の真ん中までと言われた運転手がまず思ったのは、この客は橋の真ん中からどうやって帰ってくるつもりなのだろうかということだった。続いて心に浮かんだのは、この橋について年間何度も報道される新聞記事で間もなく目にするであろう本日の事件に関するものだった。「今日橋の真ん中からハドソン川に飛び降りた男はパジャマとコートしか身に着けていなかった。彼が橋の中央でタクシーから降りる姿が目撃されていた。―――」こんなことに自分の車を使われるのは真っ平だ。そこで彼はプロデューサーにすぐ車から降りるようにと言ったのだった。