日本語での解釈例【英会話を電話、携帯、スマホ、スカイプで トークライン】

画像引用:Kilted Bagpipe Players Marching
http://thumbs.dreamstime.com/z/kilted-bagpipe-players-marching-8745157.jpg

12月1日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。

 

ロンドン紳士が老齢のスコットランド人と列車に乗り合わせた。そのスコットランド人は列車が止まるたびに急いで席から飛び出してプラットフォームを走り、そしてまた息せき切って元の席に戻ってくるのだ。

 

列車が駅に到着するたびに同じことが繰り返されるのを見ていたロンドン紳士はついに好奇心を抑えきれなくなり、スコットランド人にいったい何をしているのかを尋ねた。すると彼はこのように答えた。「私はロンドンで心臓の専門医に診てもらいました。すると医者は私の心臓の具合は私がいつ突然死してもおかしくない状態だと言うのです。そこで私は切符を一駅づつ買っているのです」

 

彼は典型的なスコットランド人だった。彼は自分がいつ死ぬか分からないということが分かった今、これからスコットランドに帰るために目的地まで切符を買って途中で自分が死んだ場合、そこから目的地までの切符代が無駄になると考えるとその無駄になる切符代が惜しかったのだ。そしてその無駄になるかもしれない切符代を払わなくて済む方法を考え付いたのだった。それは彼と同じ状況下にあるスコットランド人なら誰でも考え付いたに違いない方法だった。だが、それはスコットランド人以外の国民には思いもよらないものだった。

 

彼はまずロンドンから一駅分の切符を買った。列車が一駅進んだ時点で彼は未だ生きていたので停車時間内にプラットフォームを走って切符売り場に行き、次の駅までの切符を買った。彼はこれを繰り返してスコットランドまで帰ろうとしているのだった。彼はもし自分が途中で死んだ場合に不要となる切符代を払わないで済むようにするためにはどんな労力をも厭わなかったのだ。

 

(ジョークに登場するスコットランド人はたいてい世界一ケチな国民として描かれています)