日本語での解釈例【英会話を電話、携帯、スマホ、スカイプで トークライン】

6月2日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。

ハイカーが森の中で道に迷い、食べるものも無く森の中をさまよって丸2日経ったときハクトウワシが彼の眼に入った。ハクトウワシはアメリカ合衆国の国鳥で、絶滅危惧種として保護されている鳥だが、そんなことに構っている場合ではない。彼は石でそれを仕留め、食べてしまった。

折悪しく丁度そこに通りかかった森林警備員により彼は絶滅危惧種を殺したかどで逮捕された。

法廷で彼は訴えた。「私は普段は絶滅危惧種を食べたりはしません。あの時は極度の飢餓に瀕していたのです。あの時あの鳥を食べなければ餓死していたでしょう。」 裁判長は彼の言い分を認め、無罪とした。そして彼に尋ねた。「これは好奇心からお尋ねするのですが、ハクトウワシはどのような味でしたか?」

その時彼の頭の中に浮かんだのはハクトウワシと微妙に違う味を持った2種類の鳥だった。そして彼は答えた。「ハクトウワシの味はアメリカシロヅルとニシアメリカフクロウの中間のようなものでした。」

アメリカシロヅルもニシアメリカフクロウも絶滅危惧種として保護されている鳥だ。彼はハクトウワシの味として誰も食べたことの無いはずの保護鳥の味がたちどころに連想されてくるほど保護鳥を食べ慣れていたのだ。

彼はその瞬間自分が無罪となった根拠たる「今回はやむを得ない状況下で食べざるを得なかったが普段はそのようなことはしていない」という直前までの主張を自ら覆してしまったのだった。

(これは50年くらい前のジョークです。現在ハクトウワシは幸い個体数が回復し、絶滅危惧種指定を解除されています)