20131205

12月2日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。

発展途上国を訪れたアメリカの高官が原住民に演説を始めた。
「私は我が国の国民からのあたたかいご挨拶をお伝えします。」すると原住民達は口々に「カザンガ」と叫んだ。高官はその言葉の意味は分からなかったが皆が心を一つにして自分の言葉に応えてくれているのが見て取れた。
気をよくした高官は演説を続けた。「私達はあなた方の繁栄を願っています。」原住民達はこれにも「カザンガ」の大合唱で応えた。
「私はこれから先何年にも及ぶ友情と経済的な恩恵をお約束します。」ここに至って原住民達から湧き上がる「カザンガ」の喚声は鳴りやまなかった。
演説が大成功を収めたと確信した高官は演壇を降りながら部族長にささやいた。「演説はうまく行ったじゃないか。」
「その通りです。」と答えながらもその高官が自分達の仕掛けた動物捕獲用のワナに気付かず歩いているのが気になった部族長は思わず「気を付けて!カザンガに足を踏み入れないで。」と叫んでしまった。高官が足元を見たその瞬間、彼は原住民達が心を一つにして自分に何を熱狂的に叫んでいたのかが分かったのだった。