日本語での解釈例【英会話を電話、スマホ、スカイプで トークライン】

画像引用:150 years of London Underground: Steam train to recreate
https://i.dailymail.co.uk/i/pix/2013/01/10/article-2260114-16DA698A000005DC-101_634x344.jpg

9月4日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。

 

通勤列車の中で必死になって切符を探している男がいた。彼はズボンのポケット、上着のポケット、財布の中までくまなく探しているのだが切符はどこからも出てこないのだ。周りの乗客はそれを見て面白がっていた。というのは彼が探している切符は彼の口にくわえられていたからだ。彼は自分で切符を口にくわえたことを忘れて懸命にそれ以外のところを探し回っているのだ。

 

そのうち車掌がやってきた。一人づつ切符にハサミを入れながら近づいてくる間に車掌はその男に何が起こっているかが分かっていた、そこでその男の番になると何も言わずに男の口から切符をひったくってハサミを入れ、男に返した。

 

車掌が行ってしまってから周りの一人が男に言った。「切符を口にくわえたのを忘れて大騒ぎしていたのはバツが悪かったね。」するとその男は答えた。「バツが悪いだって?俺は日付を噛み消していたんだよ。」

 

この男は切符を口にくわえたのを忘れていたのではなかった。車掌を欺くために必死で演技していたのだ。ある日トイレに身を隠して検札をやり過ごした彼はハサミの入っていない切符を持っていた。そして今日は切符を買わずに列車に乗りその古い日付の切符の日付をかみ消したものを今日の切符として使うため知恵を絞っていたのだ。車掌に怪しまれることなくそれを実行するため彼は車掌が近づいたとき周りの人たちを欺いた一芝居を打って口のなかに切符を入れ、日付をかみ消し始めた。周りの人たちの挙動にだまされた車掌は「ほら、ここにありますよ」と切符を男の口から抜き取り普段の慎重さを忘れてハサミを入れたのだ。愚かだったのは彼の演技を真に受けて彼が1回分の乗車賃をケチる手伝いをさせられた周りの乗客たちのほうだった。

(このジョークは列車に乗るとき1枚の紙製の切符を買い、車内で車掌から検札を受けていた時代のものです)