日本語での解釈例【英会話を電話、携帯、スマホ、スカイプで トークライン】

画像引用:The Cat Collector – Office for Young People
http://oyp.org.sg/wp-content/uploads/2015/01/cat-collector.jpg

2月2日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。

 

骨董品の掘り出し物を求めて私はある日サム コーエン骨董店に立ち寄った。私はこの店で価値のある骨董を手に入れたことが何度かあるのだ。だがその日は一周りしても特にこれはと思う骨董が見つからなかったので店を出ようとしていた。

 

と、その時皿からミルクをなめている猫が目に入った。その皿はひと目で大変な骨董品であることが私には分かった。これを猫の食事用に使っている店主のサムはひょっとしてこの皿の価値が分かってないのか。それなら彼の判断ミスを利用してこの貴重な皿を安く手に入れるチャンスではないか。それまでにいろんな骨董店巡りで培ってきた駆け引きに従って私は皿ではなくて猫がほしいようなそぶりで尋ねてみた。「あれはいい猫だなあ、サム。あの猫を売ってくれないか。」するとサムは5ドルで売ると言った。私は5ドルを払って猫を抱き、さもついでのような素振りを装って「じゃあ、皿も貰って行くよ。猫は多分あの皿から食べ慣れているだろうから。」と言った。これで私はタダ同然で貴重な皿を手に入れたつもりになっていた。

 

ところがサムは皿をくれようとしなかった。そこで私は皿も買おうと言ってみた。だが、サムは売ることもできないと言うではないか。なぜかと尋ねるとサムは答えた「その皿のおかげで今までに139匹の猫を売ったからですよ。」

 

私は皿の価値に気付いていないふりをしてサムを欺き、タダ同然の価格で皿を手に入れようとしていた。だがサムは皿の価値に気付いていないふりをして私を欺き、私がそのような行動をとるよう仕向けてタダ同然の猫を私に売りつけていたのだ。しかも、私と同じように彼の策略にはまって猫を買わされた客が今までに138人も居たのだ。老獪な骨董店主サムは私より役者が一枚も二枚も上だった。