20150109

1月6日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。

 

結婚して60年になるその夫婦の間の隠し事と言えば妻が押し入れに仕舞い込んでいる靴箱くらいだった。妻はそれを夫が開けることを固く禁じていたのだ。

然し妻の死期が迫った時、夫は妻の許しを得てその箱を開けた。そこにはかぎ針編みされた人形一体と95,000ドルの現金が入っていた。

60年間秘密にされていた箱に入っていたものがなにを意味するのか尋ねた夫に妻は答えた。「私は幸せな結婚生活の秘訣として母に言われたことを守っただけなのです。それは決して夫に口答えしないこと。口答えしたくなったらその代わりにかぎ針編みで人形を作りなさいということでした。」

それを聞いた夫は感動した。箱の中には人形が一体しかなかった。ということはこの60年の間で妻が自分に口答えしたいのを我慢したことは一度しかなかったのだ。それは自分がいかに妻に理不尽なことを言わず、妻に尽くした良い夫だったかを証明するものではないか。だが、かたわらにある95,000ドルは何なのか。尋ねられた妻は答えた。「ああ、それは編んだ人形を売って得たお金です。」

妻は1体目の人形はとりあえず靴箱に入れた。2体目の人形を編むことになった時、これから編むことになると思われる多くの人形を収納するスペースは到底確保できないことに気付いたのだ。そこで一体目の人形を売って空いた場所に二体目の人形を入れ、一体目の人形を売って得たお金を同じ靴箱に仕舞った。その後、妻は新たな人形を編むごとに前作の人形を売ることを繰り返し、その代金が積もり積もって95,000ドルになっていたのだった。

彼女は母の教えを守って夫からの95,000ドルプラス1回分の理不尽な行いに耐えてきた寛容な妻だった。だが、真実を一言も語らずにあの世に旅立つほど寛容ではなかったのだ。