4月1日のジョークを大真面目に日本語で解釈してみました。この趣旨の解釈(どのような解釈でもご自由です)を英文にしてみませんか?英会話の話題としてご利用頂けるほかフェイスブックページの英文添削コーナーで英文添削も承ります。

田舎の教会の新任司祭が日曜学校に顔を出し、教師の日頃の教育の成果をテストするため1人の少年に尋ねた。「エリコの壁を壊したのは誰か?」これは聖書に書かれた故事で誰でも知っているはずのことだ。
「俺はやってねえよ。」という答を聞いた司祭は恐縮している教師に「この答は日頃の教育の結果だ」と非難した。
ところが教師は壁を壊したのは自分ではないという少年の言葉を信ずるという的外れなことを言った。教師がエリコの壁について何も知らないのは明らかだった。彼が恐縮していたのは少年の言葉使いについてだったのだ。
この教師にしてこの少年ありと憤慨した司祭は事の顛末を教会の助祭で構成される役員会に報告した。
役員会は協議を尽くした結果、一通の書面を司祭に送った。それにはこう書かれていた。「役員会としてはこの件を特に問題にする必要は無いと考えます。壁の修理費用は役員会で負担し、破壊行為によるものという名目で会計処理致します。」
助祭の誰1人としてエリコの壁のことを知らず、教師同様最近子供のいたずらで壊されたどこかの壁のことと思ったのだ。司祭はもうどうしたらよいか途方に暮れてしまったのだった。